更年期のイライラや落ち込み症状の体験談


50歳 女性 主婦の体験談

50代選半の主婦です。

以前は、あまり物事を深く考えたりすることはありませんでした。

どちらかと言うと何でも「なるようになる」と考えるタイプで、一生懸命やったんだから結果は二の次みたいな感じで、能天気だと言われることが多かったんです。

40代の終わりごろに体調を崩して仕事を辞めたころからでしょうか、何だか何もやる気の起きないことに気付きました。

最初は、仕事を辞めて急に時間が出来たせいだとばかり思っていたんですが、あれこれやろうと思っていたんですが…。

とにかく、色んな音が気になる、と言うより気に障るんです。

外から聞こえてくるご近所さんの声や漏れてくるテレビやラジオの音、子供の泣き声なんかが気に障り始めた時に、このまま行くとマズイ!と心底思いました。

本当に些細な音が気になって、それが全部自分に向かってきている嫌がらせように思ってしまうんです。

そこまでして嫌がらせをする人が何処のいる?

と、思ってはみるものの頭がいったんそっちの方にシフトされると、もうどうにもなりません。

これでは息苦しくてイライラするばかりです。

今は、見聞きしたことは出来るだけその事実だけを受け止めて流すように努力しています。

お隣がテレビを見ているんだな、子供が泣いているんだなと、そこまで。

図部てが私に向かって放たれている物ではないこと、自分が中心になって回っているものなんて世の中にはそんなにはないことを思うようにしています。

全てに感情や感想を持つ必要はないんだと。


家族が新生活をスタート。その時私は

49歳 女性 パート主婦の体験談

春。娘が大学を卒業し就職と、息子が大学に進学するという二重の喜びが我が家にやってきました。

ようやく一人が大人になり、経済的にも若干は余裕が出るだろうという安心感と、これからは一人の時間が十分に取れるだろうという開放感は、予想していたものとは全く違う思いを自分の中に芽生えさせたのです。

就活や受験という、誰でも経験するものの大変なハードルを乗り越えた子供達ですが、きっと新生活にはまだまだ幾多の困難が待ち受けているのです。

そして、もう大人になった彼らに私ができることと言ったら、ただ黙って見守るしかないのだろう、という事は解っていました。

しかし、嬉しい事も苦しい事も、今までもなんでも私に話してきた子供たちが、既に私の手の届かない世界にいるにも関わらず愚痴をこぼしてきたとき、大きな気持ちで見守ることができるだろうか。

一度手にいれた解放感と安心感は、今までなんとか保ってきた「母親としての自分」を見失わせるものでした。

そして私が思ったのは「子供たちが新しい生活で苦しむ姿を見たくない。希望だけしかない今のうちに、消えてしまいたい。

母親などいない方が、子どもたちも強く生きて行ける」という気持ちでした。全てを放り出して、逃げ出してしまいたい気持ちが強くなり何人かに相談しました。

ある人には「自分がいると子供がダメになるなんて思い上がりだ」と怒られ、ある人に「更年期うつの症状かもよ」と言われました。

更年期の年齢に差し掛かっている事は解っていたものの、あまりその事を直視していなかった私も、その言葉に改めて自分の気持ちの変化が更年期によるものなのかもしれないと思ったのです。

更年期の症状なのならば、しょうがない。子供達にも自分の素直な気持ちを打ち明け、それが年齢により心に影響が出ている事、それが耐え難いという事も話しました。

「つらい事があって、それを母に話したとしても、それは母を責めてるんじゃないよ。どんな事があっても、母のせいだなんて思った事はないから。

ただ、受け流してくれればいい。それより、母は自分の心配を一番にしていいんだよ。俺らの心配をするばかりじゃなく、自分が楽しめる事に自分の時間を使ってね」

そう息子に言われ、心が軽くなりました。子供を背負うのが母だと思っていたけれど、背負われてもいいかな。

成長した子供たちを信じて、私は更年期に向き合い乗り越えて行こうと思っています。


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